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おいしさの理由
仁多郡内の田んぼは、殆どが昔ながらの棚田で全国棚田百景に選ばれた棚田もあります。
お米は昼間光合成でデンプンを作り、夜間に穂に蓄えられます。しかし夜の気温が高いとせっかく蓄えられたデンプンを消耗してしまいます。
稲の登熟期(穂に実の入る時期)に昼の気温が高く夜の気温が低いことがお米の旨味に大変重要な要素となります。仁多郡内の水田は標高300~500mにあり、この好条件に恵まれています。
お米500~600kgを作るために、田起しから収穫するまでには、150tもの水を必要とすると言われています。たくさんの水を必要とするお米だからこそ、水は命なのです。
仁多郡は面積の約9割を占める豊富な森林に覆われ、雪解けの花崗岩から湧き出るミネラルたっぷりの岩清水が仁多米を育みます。
圃場で刈り取った稲は籾のまま仁多郡カントリーエレベーターで一年中15度以下で低温貯蔵しています。