循環型農業への取組

堆肥を使った土づくり

 仁多郡内では和牛の飼育が盛んで、現在でも郡内で約4,000頭もの和牛が飼育されています。安全安心な土づくりのため大規模な堆肥センターを建設し、完熟堆肥による仁多米生産を行っています。 また、生産者大会を開催するなど産地ぐるみで減化学肥料、減農薬に向けて取り組んでいます。

堆肥を使った土づくり

環境保全型で大臣表彰

 旧仁多町では稲作と和牛飼育を柱に豊富な森林資源活用した環境にやさしい循環型農業を推進し、平成15年度第9回全国環境保全型農業推進コンクールにおいて農林水産大臣表彰を受けました。

環境保全型で大臣表彰

堆肥センター

堆肥センター

 完熟堆肥による安全安心な仁多米づくりを徹底するため「堆肥センター」を建設し、 約300ヘクタール水田に散布できるシステムを整備し、一層の高品質、良食味な仁多米生産の体制が整いました。

仁多堆肥センター概要

  • 堆肥舎/1,980㎡〔製品貯蔵棟 1,838㎡ 管理棟 90㎡〕          
  • 袋詰め装置          
  • 作業機械〔ホイールローダ 2台 フォークリフト 1台 他〕
  • マニアスプレッダ(堆肥散布機械)
  • 生産量/年間 3,737t

 

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▲たい肥センターでは7~8ヶ月かけて切替作業をし、
完熟たい肥化していきます。 (たい肥製造棟)

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▲ 袋詰め装置一式 完熟たい肥は袋詰めをして、
各田園に運搬されます。(袋詰め装置一式)

 

 

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▲田園に運搬されたたい肥は、散布車で
効率的に散布されます。 (マニアスプレッダー)

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▲仁多牛は、個人、JAのほか大規模の牧場もあり、
たい肥の原料を供給しています。